2025年8月に、社会保険労務士として開業をして19年目に突入しました。また2025年10月から当法人は第19期を迎えます。
あと1年前後で起業20年ということで、ここで一度自身を振り返り、今後更にお役に立てるサービスを行っていきたいという思いにつられて、日々の繁忙に甘んじて怠っていたコラムの執筆を、真面目に行うことを決意いたしました。
【社労士として】
2006年7月に社労士として開業いたしました。当初は、手続き業務が中心で、必要に応じて就業規則の策定や変更を行う業態でした。お客様は比較的規模の小さい企業が多かったものの、有難いご縁をいただき、失敗も繰り返しながら、学びを得てきました。
当時は、手続き以外の事を問われたときには、必死にコンメンタールなどで調べて回答していたことを思い出します。また、セミナーにも積極的に参加してとにかく知識を得ました。
その後、就業規則の整備、社内ルールの策定、人事制度の構築等のご支援において、規模の大きな企業のご支援をする機会が多くなりました。特に、多様な働き方や同一労働同一賃金の導入時には、大規模で様々な業種の会社に対して多くのコンサルティングを行いました。
もともとコンサルティングに興味があったこともあり、起業して8年ほど経った頃には、手続き業務から撤退し、労務コンサルティングオンリーのご支援に切り替えました。
現在は、労務面での様々なご相談に応じて、その解決のための施策や今後に備えたルールの策定、運用等に関してコンサルティングを行っています。真摯に向き合い、寄り添い、お客様の意向を踏まえることを大切にしたうえで、法令遵守をしながらも、より適切な策のご提案をし、意見を述べ、ご支援することにやりがいを感じる日々です。
労務コンサルタントとしての幅広い経験が、規模や業種を問わず、「先方企業に入り込んで課題解決に向けたご支援を行う」という自身のスタイルを築き、そして自信となりました。それは労務管理にとどまらず、人事制度構築や人材育成においても、同様に自身の強みになっています。
【研修会社(講師)として】
一方、前職の関係もあり、マナー研修や新人研修のご依頼をいただくことが多くなり、社労士事務所の開業後1年余り経った頃に、人材育成(研修や人事制度構築)を行う法人を立ち上げました。思えばこの頃から既に、労務管理と人材育成の両輪で企業をご支援するスタンスが出来上がっていました。
研修については、当初から大企業からのご依頼がほとんどでした。中小企業はなかなか研修までの需要もなく、又必要性を感じないというのが多くの会社の考え方だと感じています。しかしながら、中小企業こそ人を育ててエンゲイジメントを育み、チームとして戦力になる必要があると感じます。
さて、オリジナルにこだわるのが自身の信念で、やはり研修においても、お客様の要望を見据えて、その解決のための施策(研修プログラム)を立案・企画・実施してきました。
研修終了後の受講者からのアンケート結果も良く、満足してくれたことを嬉しく思ったものです。
しかし、「わかりやすくためになった」という事後感想は多くいただくものの、現場での忙しさの中で、学びを自分のものにする前に、いつの間にか学んだことを忘れてしまっているというのが現実でした。
これでは、本当の意味で課題解決にはなっていないと悶々とし、何とかできないものかと思うようになりました。研修が現場での行動変容に繋がらない、つまり、研修の本来の目的が達成できないからです。
そののち、独自の方法で、「課題解決」ということにさらに大きな目標を掲げ、研修企画においても実施においても、できる限りその会社又はその部門独自の内容で行うよう注力し、結果を出せる講師として認めていただけるようになりました。
現在は、「マネジメント力の強化」「コミュニケーション力の強化」等に課題を持つ企業が増えており、依頼も多いです。部下にどう向き合い、部下の能力を引き出し、チーム力の強化に繋げるか・・・まさに人ならではのテーマです。
さて、回顧録のようなことをつらつらと綴りましたが、これから、自身の仕事に対する思い、「人」に対する考え方、育て方、そして会社の業績向上に繋がるための支援について、これまでの知識や経験をもとに、惜しみなく書いていきたいと思います。
今後ともHPに来てくださいますようよろしくお願い申し上げます。
