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組織に欠かせない「信頼関係」


人材育成コンサルタント&社労士の浜田純子です。

 

人と人との信頼関係、人が複数人いる以上、
必ずベースになることだと思います。

組織も家族も友人もそのすべてが信頼関係なしには本来は成立しない。

 

家族や親しい友人の間では、多くの場合
自分のより好んだ人としか接しないため
信頼関係は作りやすいと言えるでしょう。

 

しかし、組織となるとそう簡単にはいかなくなります。
理由は、自分が好む人ばかりではないからです。

 

「社会人は、学生と違って、好き嫌いを問わず、年齢を問わず
立場を問わず、誰とでもうまくかかわっていかなければならないから
マナーや心遣いが必要なんだ!」

新人研修で最初に扱うことです。

 

ハラスメント、労使トラブル、メンタルヘルス・・・
現代の社会問題のどれをとってみても、
人と人が本当の意味でうまくいかないから起こるのです。
信頼関係がないからうまくいかないのです。

 

信頼関係をベースに、
皆が仕事を楽しくやりがいを持ってできる職場風土があれば
これらを大きく減らすことが可能でしょう。

 

人の能力は十人十色です。
得意分野ももちろん異なります。
そんな「人」を適材適所に配置し、育てていくことで
殆どの従業員は自分の仕事を楽しいと感じるようになるでしょう。

 

上司とて人ですから好き嫌いはあるでしょう。
しかし、そこはマネージャーとしてのプロ意識を持って
愛情を持って信頼関係を築き、育成していかなければなりません。

 

そして最も重要なのが、経営者自身でしょう。
経営者が「人」をどのくらい大切に思っているかどうか…
日本の企業においては、これなくして人はついてこないでしょう。

 

たとえば、経営者が私的な感情を持って経営をしていたのでは
長い目で見ると信頼関係どころか反発心を招くことにつながります。

人との関係の良しあしはすぐには見えず、
長い時間をかけて現れてくるものです。

これまで様々な企業とかかわってきて気づくこと・・・
やはり上長次第だということです。」

 

「経営は社長の器次第」という言葉を、ある経営者の会で聴きました。
背筋がピンとする思いでした。

 

社労士として、コンサルタントとして、講師として
組織の人材育成を推進していますが
これからの世の中、皆が生き生きと働ける職場風土を作ることが
社会問題を減らしていくうえでも、業績を上げるうえでも
一番重要になると確信します。

 

自分自身も器を大きくするべく人間力をあげ
そんな企業のお手伝いをしていきたいと思います。

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