人材育成コンサルタント&社労士の浜田純子です。
「ありがとう!」という言葉を知らない人はいません。
それだけポピュラーな言葉…にもかかわらず、使われる場面が極端に少ない気がします。
「ありがとう」と言えばすぐ思い出すのが、接客の場面です。
「いらっしゃいませ」・・・「ありがとうございました」
当然のように使われています。
しかし、日常会話の中ではどうでしょう?
感謝の気持ちがあっても、意外に「ありがとう」は使われないのです。
実は、よく使われるのが、「すみません」。
「すみません」は、本来お詫びの言葉なのですが、
「ありがとう」の代わりに使われる場面が非常に多いです。
物を落としたとき、誰かが拾ってくれました
「落としましたよ!」 → 「すみません!」
「荷物持ちましょうか?」 → 「すみません!」
有難いという気持ちは、これでも相手に伝わっているのですが、
どうせ感謝するのなら、「すみません」より「ありがとう」の方が、もっとポジティブ感じがします。
「Thank you!」の気持ちのときは、「ありがとう!」を使うと、その気持ちはより現実的に伝わります。
「ありがとう!」と言われると、相手はよりさわやかで嬉しいでしょう。
周りの人がどういう言葉を使っているか、少しだけ意識を向けてみると
素敵な人ほど、「ありがとう!」をさりげなく使っているものです。
その言葉が、その人の魅力をより高めているのかもしれませんね。