人材育成コンサルタント&社労士の浜田純子です。
皆さん、自分の笑顔を知っていますか?
自分の笑顔、好きですか?
すべての人が、優しく素晴らしい笑顔を持っている!
私が多くの方と接遇研修でご一緒して気づいたこと・・・
それは、自分の笑顔の素晴らしさに気づいていらっしゃらない人が意外に多いということです。
それは最もなことです。
人が自分の表情を見るのは、鏡の前に立った1日の中のわずかな時間だけだからです。
恐ろしいことに、自分が実際にどのような表情をして相手とかかわっているのかは
周りの人はみんな知っていますが、自分だけ知らないわけです。
「笑顔であいさつしましょう!」 、「笑顔を作りましょう!」と言っても
なかなか難しい人が、必ず何人かいらっしゃいます。
笑顔を作っていないわけではありません。
ご本人は笑顔のつもりなのですが、周りの人には笑顔に見えないのです。
しかし、研修の中での自然なやり取りにおいては、
その人も優しく素晴らしい笑顔をたびたび見せてくれています。
つまり、人は皆、優しそうな素晴らしい笑顔を持っていて、周りの人はそれを知っているのですが
自分だけがそれに気づいていないわけです。
素晴らしい笑顔を再現するために
私たちは、写真を撮るとき、「はいチーズ!」の声に合わせて、自分の好きな顔を作ります。
写真慣れしている方の表情は素晴らしいですよね。
私も羨ましいくらいです!
ところで、誰しも持っている素敵な笑顔をここというときに再現するにはどうすればよいでしょう?
写真のときと同じです。
鏡の前で自分の大好きな笑顔を作ります。
毎日、鏡の前に立つたびに、その顔を作ります。
そうすることで、顔の筋肉がこんな感じだったらこんな表情をしている、と
自分でわかるようになってくるはずです。
それからもうひとつ、笑顔を作る瞬間は、「happy」な気持ちを持つことです。
「あ~、年取ったわぁ~、しわが増えたわ~」など考えるのではなく
「私も笑顔が素敵! 好き!」と思うことが大切です。
90歳になろうと100歳になろうと、相手の「笑顔」を見ると嬉しいものです。
その人の心の内側を見たような気持ちになります。
笑顔は「美」ではなく、「元気、幸せ」の象徴です。
誰もがタダで簡単にできる笑顔、
この笑顔で、もっともっと人との関わりを温かいものにしていきたいですね!