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【接遇マナー】 電話受付は企業の顔


人材育成コンサルタント&社労士の浜田純子です。

 

「電話受付をしてほしいから、人を雇おう」

こんなとき皆さんはどのような人に何を求めて人を雇い入れるでしょうか?

電話番をしてもらうだけだから誰でもいい・・・
そんなふうに簡単に考えることが多いのではないでしょうか?

 

実は、ここに大きな落とし穴があります。

業者さんに依頼したいことがあるとき、
まず、ホームページを探し、
その中で気に入った会社にお願いすることが多いでしょう。

 

私もその中の一人です。

私の場合は、ホームページだけでは理解できないことや
私自身の要望とマッチするかどうかを聞くために
ある程度絞った会社に直接電話をします。

何社か電話をして、ここなら安心して任せられそうだと思うところを選びます。

 

ところで私たちは、このように電話をしたとき
何を基準に、安心して任せられそうかどうかを判断しているのでしょう?

間違いなく電話に出た相手の受け答えから感じ取る
その会社に対する信頼感でしょう。

 

多くの場合、価格はホームページで確認済みです。

あとは、自分の要望にこたえてもらえるだけの技術があるかどうか
親切丁寧な仕事をしてもらえるのかどうか、というところでしょう。

 

電話受付は、取引きを前提に初めて訪問したお客様に見せる「企業の顔」です。
そのお客様は、電話応対をした人の印象でその企業のよしあしを判断するのです。

 

こうして考えると、誰でもよいから電話番をしてほしいと考えるのは
あまりにも安易な考え方だと言えます。

 

新規顧客を開拓したい場合、
企業が電話応対そのものに力を注ぐことが戦略のひとつになる・・・

 

実は、従業員が電話を取った瞬間から、他社との競合は始まっているのです!

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