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【接遇マナー】キレのある身だしなみ


人材育成コンサルタント&社労士の浜田純子です。

 

マナー研修であれば必ず指導する 「身だしなみ」

『メラビアンの法則』で有名なように、
良い第一印象を持っていただくためにはまず、見た目が大切だということは、
マナー研修を受けた人ならほとんどの人が知っていることです。

 

先日、新人研修のため地方に出張した時のことです。
あるホテルに宿泊しました。

 

電話での応対も、フロントでの応対も大変丁寧でした。
チェックインの時刻が遅くなりそうだったため、前日に電話で連絡をしていたのですが
当日のチェエックインのときには、
「昨日はわざわざご連絡いただきありがとうございました」
とお礼を言っていただきました。

 

また、翌朝、チェックアウトのときにも、何を尋ねても、何を頼んでも
大変親切に対応していただきました。

細かい所まで心配りをするよう徹底指導されているのだと感じました。

 

ところが、それほど丁寧な対応を受けているにもかかわらず
「とても感じが良かった」と思うには届かず
何かがマイナス効果を与えていることが気になって仕方がありませんでした。

 

それは、フロントで業務をしている人たちの身だしなみに「キレ」がないことでした。
パリッとした感じがないのです。
そのことが、親切な応対と妙にアンバランスだったのです。

 

仕事における身だしなみは、パリッとした印象を与えるよう注意することが大切です。
「パリッとした」、つまり、清潔感とさわやかさを与えるような印象です。

たとえ皆同じ制服であっても、パリッとした着方とそうでない着方があります。
ズボンの折り目、すそのほころびやしわ、しみや汚れ
そして意外に目立つのが、自分に合ったサイズのものを着ているかどうかです。

 

サイズが合わず、ぶかぶかなものを着ていてもだらしないし、
逆に、窮屈そうでは、不要なしわが目立ち、印象を下げてしまいます。
また、サイズはちょうどよくても、ポケットに物をいっぱい詰め込んでいるため
ポケットがパンパンに膨らんでいるような場合も、ヨレヨレ感が出てしまいます。

 

これは、たとえば白衣であっても、制服として着用しているエプロンであっても同様です。

身だしなみは、「できていてあたりまえ」「できていなければマイナスイメージ」
を与えるものです。

 

身だしなみに気を遣ったからといって、お客様がそのことに気づくことはないかもしれません。
しかし、できていなければ、確実にマイナスイメージとなってしまいます。
そしてこのマイナス効果は大きいのです。

 

身だしなみは難しいことではなく、心がけさえすれば誰でもできることです。
キレのある身だしなみで、是非清潔でさわやかなイメージを演出しましょう。

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