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【身だしなみ】清潔なのに清潔感が感じられないとき


人材育成コンサルタント&社労士の浜田純子です。

 

身だしなみの原則は、
「機能的であるか」、「調和がとれているか」、「清潔感があるか」。
端的に言うと、TPOと清潔感が大切です。

そりゃそうだ!と誰でも納得できる当たり前のことですが、
では、「清潔でない感じがする」のは、いったいどのような場合なのでしょう?

 

「汚れ」

まずは、「汚れ」です。

そして、同じ汚れでも、何度洗っても落ちないインクの汚れと、
襟やそで口の黒ずんだ汚れとでは、印象が異なります。
インクのシミは、汚れには変わりありませんし、だから汚れていてよいわけでもありませんが
「洗っても落ちない汚れ」だと相手にも理解してもらえます。
一方、襟やそで口の汚れは、洗濯を繰り返しても落ちない汚れであったとしても
何日も洗濯をしていないような感覚を持たれてしまいます。

 

また、良くあるのが白衣の汚れです。
医療関係、研究職、調理場のスタッフなど、白衣を着て仕事をする人たちが注意したいのが、黒ずみです。
大きな汚れはなく、洗濯はきちんとしているものの、長期間着つづけているために
全体が黒ずんでしまうのです。
逆に、真っ白でパリッとしている白衣は、プロフェッショナルでかっこ良く映ります。

 

特に医療関係や調理場に関しては、清潔であることが要求される職場ですので、注意が必要です。

 

「しわ」

たとえ洗濯もしっかりしている洋服であっても、しわくちゃだと清潔なイメージを与えません。

 

素敵におしゃれをしているのに、身に着けている洋服は全体がしわくちゃ。
こんな人を見かけることも少なくありません。
特に夏場に着る綿や麻などの薄い洋服は、しわになりやすく目立ちます。
洗濯したばかりの洋服をたたまないで放っておいたため、しわくちゃになってしまったのか・・・?
などと、勝手に想像させてしまいます。

 

つまり、洋服が散乱している部屋を想像させてしまうから、その洋服ではなく
部屋の状況に、清潔でない印象を持ってしまうのでしょう。

 

このように、清潔であるにもかかわらず、印象と勝手な想像で、損をするのがしわです。

 

「よれよれ」

たとえばパンツスーツを1か月間着つづけるとどうなるでしょう?
型崩れを起こします。
型崩れを起こした洋服は、洗濯もせず毎日着つづけていたことが一目瞭然で、
やはり清潔でないイメージを与えてしまいます。

 

こんなところをチェックしてみましょう!
・ 袖のひじの部分が出て変形してしまっている
・ パンツのひざの部分が出て変形してしまっている
・ ポケットにいつも多くのものを詰め込んでいるため、ポケットが伸びて変形してしまっている

 

スーツなど頻繁に洗うものではなくても、何日か休ませてあげることで、
極端な型崩れを防ぐことができます。
特にパンツはしっかりプレスして、しわを伸ばし、折り目があるものは折り目をつけ
パリッとした印象を持たせたいですね。

型崩れを起こしたものを着ていると、清潔感を損なうばかりでなく、だらしない印象にもつながります。

 

清潔=清潔感とは限らない!

このように、実際は清潔であるにもかかわらず、
周りにはそうでない印象を与えてしまうことが非常に多いわけです。

 

目に飛び込んできた身だしなみの状況は第一印象となって相手に伝わります。
損のないよう気を配りたいですね!

ほんの小さなところに気を付けることで、男子力、女子力を上げていけそうです。

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