column

介護施設の接遇・・・もっと笑顔を!


人材育成コンサルタント&社労士の浜田純子です。

 

介護施設のスタッフの皆さんは、「優しい」イメージがあります。
しかし、現実に多くの現場で一番ほしいと感じるのは「笑顔」です。
優しい気持ちが表現できていないのです。

 

介護の現場と言えば、雇用形態、業務内容、賃金や福利厚生・・・
どれを取ってもなかなか厳しい職場です。
労務管理も難しい業界です。

しかし、接している相手はお客さま
そしてたまにいらっしゃる面会の方々は、信頼して預けてくださっている家族です。

 

ただ、仕事に追われ、「大変なんだ!」と言わんばかりの表情や態度では
本人や家族の皆さんとの心の交流ができません。
スタッフの皆さんの良いところが相手に伝わりません。

 

働いてお給料をもらっているからには、「プロ」です。
人とかかわるときに笑顔を作ることなんて、
慣れてしまえば疲れるようなことではありません。

そして、この笑顔こそが、安心感をもたらし、相手の心を照らします。

 

朝起きたら、笑顔で「おはようございます」
面会の人がいらっしゃったら、笑顔で「こんにちは」
入居者が頼んだことをしてくれたら、「ありがとうございます」

こんな当たり前の言葉と、その都度の笑顔があれば
これまでの何倍も変わってくるのです。

 

介護業界での接遇研修では、多くの細かいことはさておいて
向き合う姿勢、意識とその表現方法に絞って改善していきます。

特に小規模の介護施設においては、
教育研修を行おうにも、そんなことにかける時間も費用もない、
というのが本音のようですが
仕事に対する意識を変えることで、周りが明るくなると同時に
自分の気持ちも晴れやかになります。

 

意識改革により、施設の雰囲気をグンと変えていきたいですね!

カテゴリー

Archives


お気軽にお問い合わせください

TEL 03-6261-2327

営業時間 平日9:00~18:00

お問い合わせ