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【接遇の心】2つの「おもてなし」


人材育成コンサルタント&社労士の浜田です。

 

東京オリンピック開催が決定して以来、「おもてなし」という言葉がブレイクしています。
「おもてなし」をテーマに、あちこちでいろいろな取り組みも始まっているようです。

「おもてなし」っていったいどんなものなのでしょう?

 

日本ならではの文化としての「おもてなし」

 

日本には、古来より茶道や華道など「作法」を重んじる文化があります。

「作法」を調べてみると、次のような意味が出てきます。(大辞林より)
1.礼にかなった立ち居振る舞いのしかた。
2.物事を行う方法。やり方。
3.しきたり。慣習。

 

箸の持ち方、引き戸の開け方、畳の上の歩き方、靴の脱ぎ方・・・
私たちが小さいころから教えられてきた数々のことは
すべて昔から言い伝えられてきた日本独自の作法に違いありません。

 

ところで、おもてなしには、この「作法」としての意味合いと、「心遣い」としての意味合いの2つがあります。

 

「作法」はつまり、よく言われる「マナー」です。
つまり、「こんな時はこうする」というルール、方法です。
一方「心遣い」はその時々の気遣いを相手に伝えること、つまり「接遇」です。

 

外国人に伝えたい日本人ならではのおもてなしの心

 

「作法」という意味合いでのおもてなしは、日本独自の文化として
外国人には珍しく、大変喜ばれるでしょう。
あちこちで、そういう場面に遭遇するだけで、「日本の文化」として興味を持ってくださることでしょう。

一方、私たちが気を付けなければならないのが、「心遣い」という意味でのおもてなし。

 

日本は、どこに行っても街はきれいですし、治安も良いし、便利で楽しい。
しかし、公共の場での日本人の「心遣い」はというと
まだまだ自慢できるものではないと感じます。

 

電車に乗るとき・・・
満員電車でちょっとカバンが当たっただけで、舌打ちする人
我先にと人を押しのけて乗り込んでいく人
電車の中で髪をとかしたりお化粧をしたりする人

 

本当の意味で、日本は素晴らしいおもてなしの国だ!と言ってもらえるためには
一人ひとりのマナーや意識の改善が必要な気がいたします。

 

しかし、みんなギスギス、セカセカしているようで、
たまたまよからぬアクシデントがあった場合などは
多くの人たちが周りに集まり、協力して助け合うのもまた日本人の素晴らしい姿。

そんな本当は素朴な日本人の「心」を多くの外国人に伝えられると素敵だな、と感じます。

 

レストラン、ショップ、ホテルをはじめ、あらゆる接客の場で、
日本人の明るく親切なおもてなしの心を多くの外国人にも差し上げたいものです。

昔ながらの「作法」と、誰もが意識さえすれば表現できる「心遣い」
オリンピックまでに、磨き上げたいですね!

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