人材育成コンサルタント&社労士の浜田純子です。
新人研修の目的は、社会人としての意識と常識を体得してもらうこと。
先日のコラムにも書かせていただいたことです。
ここでもうひとつ、欠かすことのできないものが、コミュニケーション能力です。
社会人として必要な自主性、責任感、協調性を持ち合わせていても、
それを相手とのかかわりの中でうまく伝えていかなければ、成り立たないからです。
『コミュニケーション』 については、新人研修では、ほぼ100%カリキュラムに組み込んでいますが、
この 『コミュニケーション能力』 には、いろいろな側面があります。
たとえば、その一部分として
・ 相手との言葉のキャッチボールをスムーズに行うための方法
・ 相手に感じよく伝えるための方法
・ 相手の話を聴き、要旨を捉える力
・ 自分の言いたいことを、頭の中でまとめる力
・ 自分の言いたいことをわかりやすく話す力
・ 自分の言いたいことをわかりやすく書く力
など
そして、人とのかかわりの中では、ビジネスマナーたる 『常識』 も備えていなければなりません。
コミュニケーション能力は、日々積み重ねていくことで、身についてくるものです。
ある意味で、慣れの必要なものでしょう。
できれば、学生のうちに、
学内の教授や講師の先生方、またアルバイト先での先輩などと、自主的にコミュニケーションを取るように心がけ、
社会人らしいコミュニケーションの方法に慣れておきたいものです。