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【身だしなみ】女性の服装は難しい…


人材育成コンサルタント&社労士の浜田純子です。

 

 

先日、ある社長から女性社員の服装について、悩みを打ち明けられました。

ビジネスにふさわしくない服装だというのです。
制服を導入しようかとまで考えていらっしゃる様子でした。

 

男性は、多くの業種の場合、スーツである場合が多く、あまり問題になりませんが
女性の場合、流行に敏感で、また、服装自体が多様化しているため、
どのような服装で出社すればよいか、悩むところです。

 

身だしなみとおしゃれは別物

多くの女性は、常におしゃれをしたいと思うものです。
しかし、ビジネスの場面において必要とされるのは、「おしゃれ」ではなく「身だしなみ」です。

そして、「おしゃれ」と「身だしなみ」は全く別物です。

 

「おしゃれ」は、自分のためにするものであり、「身だしなみ」は、相手のためにするものなのです。
ビジネスで身だしなみが必要なのは、必ず誰かを相手に仕事をしているからです。
そして、仕事をしている間は、「個人」ではなく「看板を背負った組織の顔」です。
つまり、「身だしなみ」も仕事の一環と考えると良いでしょう。

 

ビジネスにおいては、相手に好印象を与えることを最優先に考えたうえで
自分なりの個性を生かしたおしゃれを楽しみたいものです。

 

判断基準が重要

ところで、「ビジネスにおいて好印象を与える身だしなみ」と言われても、
その基準は人によってさまざまで、実際にはなかなかうまくいかないようです。

 

迷ってしまったときには、
おおよそ一般的に40歳くらいの人たちが、その身だしなみをどう判断するか・・・
これを基準に考えると無難だと言われています。

 

また、身だしなみを考えるときは、次の3点を確認しましょう。
・周りとの調和がとれているか?また、自分のコーディネートにおいて調和がとれているか?
・機能的であるか?
・清潔感があるかどうか?

 

中でも特に注意したいのが、清潔感です。
自分では清潔なつもりでもそうでないイメージを与える場合もありますので要注意です!

 

あなたは大丈夫ですか?

 

「ビジネスの場では好ましくないと感じる人が多い服装の例」をいくつかご紹介します。

 

・極端に短いスカート
・極端に肌を露出する洋服
・ミュール
・ビーチサンダル
・パソコンが打ちにくいほど長く伸ばした爪
・ビジネスに似合わないネイルアート
・網タイツ
・しわくちゃ、よれよれの洋服
・その場に合わないカジュアルすぎる洋服

 

「身だしなみ」は相手に対する心遣いです。
大切な第一印象において、身だしなみはその最たるもの。
そしてその良し悪しは、周りの人の感覚で決まります。

 

オン、オフ二つの顔を演出するつもりで、
ビジネスとプライベートにおいて自分をアレンジしてみるのも楽しいものです。

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